インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

公式サイト⇒http://www.indianajones.jp/top.html
感想は、「テーマ曲が流れてくるだけで、ワクワクする旧作ファンが楽しめる作品」と感じました。
19年振りのインディ・ジョーンズは、インディー・ジョーンズのままでした。
今回の舞台は、1957年とシリーズ初の戦後、敵はナチス・ドイツでなくて、ソ連軍となっています。そして、クリスタル・スカルを巡って、遺跡を冒険とこの辺りはシリーズ同様です。
まずは、冒頭のシーンで帽子をかぶったシルエットが登場して、鞭を使ってのアクション。そして例のタッタラッターというテーマ曲が流れる、これだけで満足しちゃいそうでした。
そりゃ、ハリソン・フォードも年ですし、正直アクションの切れは微妙だなと思う部分はありましたし、冒頭のシーンから脱出後、休職処分になってロンドンに旅立とうとするまでの部分は中だるみを感じました。
が、それ以降はジェットコースターのようなアクションの連続。火薬やCGをやたらと多用しただけのアクションとは違い、洒落たユーモアのあるアクションが良いんですよね〜。底なし沼や、軍用車でのカーチェイスシーンが面白かったです。
移動する時は、地図に赤い線が引かれたり、リスザルが出てきたり、軍隊アリの大群が出てきたり、昔からの伝説、ギミックのある遺跡、そしてオカルト要素の強いお宝といった、旧作の雰囲気が今作でも繰り広げられてニヤニヤしてしまいました。
クライマックスについては、通常な作品だったら、それはないかなという感想を持ちそうですが。インディー・ジョーンズでジョージ・ルーカススティーヴン・スピルバーグが作ったのなら、それもありだなという気分になりました。