名古屋ボストン美術館のクロード・モネの世界を見てきたよ


機会があったので、前から行ってみようと思ってたクロード・モネの世界を見るために、名古屋ボストン美術館まで足を運びました。
美術館は、たまーに行くんですけど、このブログに書いたことあったっけって、検索してみたら、東京に行った時に森美術館に行った時の事を書いてた。
教養を高めるのですよ、教養を! - 電脳世界のおもちゃ箱
うん、まぁ美術に対する素養や教養がある訳じゃないけど、ぼぉ〜っと1時間〜2時間ほど絵を見るのも面白いですよ。近くで見た時の印象と、数m離れてみた時と印象が変わったりしますんで、それが生でみる楽しさだったりします。休日だと絶えず絵の前には人がいるので、あまり邪魔にならない程度に動くくらいですけどね。

さて、クロード・モネと言えば、ポスターにも書かれてたように「睡蓮」が有名ですよね。その睡蓮をいっちょ見てみようかなぁという軽い気持ちが発端だったりします。
美術館では、モネの作品が半分くらい、あとはその他印象派の作品が半分くらいという比率でしたでしょうか。モネの世界に浸りたいという人には、不向きな構成だったかもしれませんが、ミーハーの私としては、色んな人の作品も同時に見ることができたので、へぇ〜これもいいなぁ〜という感じで見て回れました。
印象派の絵って、光と雲の表現が好きなんですよ。淡い一瞬の美しさの表現というか。そういう、自然の一瞬の美しさを感じる時ってのは、時々あって。それは、雨上がりの雲の切れ目から漏れる太陽の光とか、清流の水底まで見える透き通った川の流れとか、朝靄にけぶる日の出の風景とかとか。そういう、風景ってすごい表現しづらいと思ってるだけでに、印象派の絵画には圧倒されました。

今回の作品の中では、「セーヌ川の朝、ジヴェルニー近郊」が一番気に入りました。朝の静けさや、水面に映る木々、朝靄による幻想的な雰囲気など、強く興味を惹かれました。他には、「オンフルールのパヴォール通り」もモネっぽくないけど、強い陽光の下くっきりと描かれた街角と影と空の配置が絶妙でした。
ルノワールの「日傘をさした女性と子供」やドガの「ロンシャンの競馬馬」も気に入りました。