去年も一昨年もね年初だけは調子いいんだ

<2008年1月月初の投資総額を元に算出>

先月末比 年初比 指数
1月 +1.16% +1.16% 101.16

まず例年通り年初に増資を行いました。
で、今月の成績は、【101.16】と、わずかに増えました。
とはいえ、1月の下げに巻き込まれなかっただけ、幸運だったでしょうか。だって、去年の段階でもう十分さげてましたからね。(笑)

【投資銘柄】
1月の売買としては、15日〜18日の間にパラパラと買いを入れていました。
具体的には、きょくとう、三光MF、スターキャット、ダイオーズ、フコク、日本金銭機械、メガチップス、アトム、スルガ、F&Aアクアなどです。
あと、損切りして買い戻しとか動いたりもしました。

シナリオファンドの組入比率上位二銘柄の状況はこのようになっております。

順位 コード 銘柄名 保有株数
1位 7855 カーディナル 8,000株
2位 9622 スペース 5,400株

スペースは、ちょろっとだけ売ってみました。株価戻ってくれてありがたい限りです。あと、カーディナルは3Qの決算が出ました。まぁ、良くはないかなぁという感じですね。

さて、1月の相場は、日経平均が13000円を割るなど、厳しい状況が続きました。そんな中、アメリカのFRBが利下げを決めました。しかも、0.75%の緊急利下げの後、1月30日には0.5%の利下げをしました。つまり、大幅な金融緩和にむかった訳です。これで、短期的なサブプライムローン問題は収縮にむかうような気がします。
変わって台頭してくるのが、アメリカのインフレ問題でしょうね。まぁ、単純に、金利が低くなる⇒お金が借りやすくなる⇒市場にお金が増える⇒向かう先はどこ?
という話で。
まずは、FRBの目論見通り国債なんかの債券市場に向かって、債券の価格が上昇する事によって、長期金利が低くなって問題の沈静化となるかもしれない。
また、今のご時世、レアメタル、石油、農産物といった1次産品の上昇があり、需要はこれからも続いていくとなると、お金がそこに向かっていくと、インフレになるし。(日本に至っては、スタグフレーションになるのかな)
または、過去の歴史から学ぶと、1980年代のプラザ合意ブラックマンデー⇒金融緩和⇒バブルへGOなんかの道筋になるかもしれないし。または、ロシア財政危機後のアメリカで起こったITバブルとかね。
まぁ、その辺良くなるのか悪くなるのかは、よく分かりません。中国の経済も、では北京オリンピックまでは持つと言われてましたが、今年の8月に開催される訳で、減速していく可能性はないでしょうか?

その辺りをうだうだ考えてると、難しいなぁ、面白いなぁって思いますね。
で、今のところの戦略としては2007年は集中して守るという方針でしたが、2008年は分散して少し攻めるという方針で行こうと思ってます。今年は多少上がるんじゃないかなという予測というより、ただの勘。何が上がるかは良くわからんから、新興、東証1部とか幅広く選択し、基本はインカムをメインとして優待+配当利回りが少なくとも3%を超える銘柄を買っていこうと思ってます。