アイ・アム・レジェンドを観たぜ

公式サイト⇒http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/

人類が滅び、地球最後の男となった男の物語。
基本的に、こういう世界の終末ものっていうんですか、そういう物語は結構好きなんです。漫画とかで言えば、漂流教室とかサバイバル、7SEEDSとか。こう法律や周囲の常識というものが、崩れ、先の未来は絶望しかない状況で、知恵をだしサバイバルしていくという話が、面白いと思うんですね。そんな期待をもって望んで映画でしたが・・・

物語は、前半のなぜ世界は滅亡したのか、その中なぜロバート・ネヴィルは無事なのかなど、様々な謎に対して過去の場面をカットインしながら、少しづつ観客に対して説明していきます。この部分の緊張感、なぜなんだろうという疑問にたいしての回答は、上手く引き出されているのですが。

残念な事に、後半マネキンがありえない場所にあって、トラップがしかけてある辺りから、物語を収束させるために強引な展開に転じて、えっなんで?とか、もうちょっとやり方あるだろうとか思ってしまいました。
ネタバレになるんで、あまり詳しく書けないんですが、地球最後の男という看板も偽りあるじゃんとツッコんでしまいましたよ。
あと、ラストシーンの手りゅう弾、強力すぎないかって、ちょっと興ざめな部分も。

世界観の壮大さの割に、ストーリー展開が貧弱で残念な映画でした。
どっちかというとSFが好きな人より、ホラーが好きな人に向いているかな。