ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者の日記を観たよ

公式サイト⇒http://www.disney.co.jp/movies/nt2/
ジェリー・ブラッカイマー作品は、あまり好みではないのです。こうストーリーよりも派手なアクションやCGと音楽で盛り上げれば、満足するんだろってなんか小馬鹿にされてるようで。(いや、私の勝手な妄想なんですけどね。)だけど、ナショナルトレジャーという作品は、この手法があってるのかもと感じる作品でした。
一言でいうなら、遊園地のアトラクションのような映画でしょうか。

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おおまかな話というか枠組みは前作とほとんど違いはありません。というか、ほとんど違いがなくて、記憶は混乱しそう。
前半は、秘宝をの謎を解き明かす謎解きアドベンチャー、地図は重要な所に隠されていてどうにか手に入れるアクションが続き、後半は、敵役と秘宝探し競争になって、探検していくという感じでしょうか。
主人公のベン・ゲイツは前作こそ、独立宣言書を盗み出す事に躊躇していましたが、今回はあっさりと大統領誘拐まで覚悟するという状況のため、展開は前回よりテンポアップしています。パリやロンドンと大西洋を超えて移動したりします。ロンドンにおいてのカーチェイスは、怒濤の迫力で、一つの山場となっていますが。ストーリーの展開上必要かと言われれば、悩むところではありますが、楽しければいっかぁという感覚です。
基本的に謎解きや暗号も天才ベン・ゲイツがあっさりと解いてしまいます。本当は、答え知ってたんじゃないのと思えるほどの、するどすぎる名推理です。
要約すると、あくまで観客側は受け身の立場で楽しめるという映画かなと。能動的に考えようとすると、色々とあらが目立ってしまいそう。なんとなく、小学生の時によんだ冒険物語って感じがしました。