バブルへGO!!タイムマシンはドラム式

さらっと、ライトな映画を観たかったので鑑賞。
早速感想なんですけど、「17年前の日本は、こんなだったのかな〜」って、思った。

この映画は、借金を抱えたキャバクラ嬢が、母親の仕事のつながりでひょんな事から、現在の経済危機を食い止めるため、バブル崩壊の元凶となった不動産総量規制を実施しないようバブル時代1990年の日本にタイムスリップするというお話。
制作は、私をスキーに連れてってホイチョイ・プロダクションズビッグコミックスピリッツで、漫画を連載しているので、たまに読むんですけど、未だにバブルを忘れられないオヤジとかでてきますからね。私をスキーに連れてっても、まさしくバブルっぽい映画でしたしね。スキー場に女の子に、ナンパに、ユーミンにと。ホントに、ホイチョイ・プロダクションズの人は、バブル復活してほしいんだろうなぁと感じる。
オイラ自身は、1990年というと、まだお小遣いをもらっていた、しがない学生でしたので、バブルの実感というのは、さっぱりないのですけど。その頃、成人していた40代付近の人にとっては、懐かしいという感じがするのでしょうか。

基本的なストーリーの展開はベタな感じ。とりたてて、面白いと感じる事もなければ、つまらないなと思う事もないと行った感じ。あぁ、でも所々バックトゥーザフューチャーのパロディと感じさせる所は、ちょっと面白かった。(主人公の広末涼子さんがレゲェをノリノリで、踊ったら周りがシーンとした所とか。)
あと、プリプリやリンドバーグがBGMにかかっていたのは、懐かしかった。

ワンレン、ボディコン、太眉で、ディスコやパーティで踊りまくり、タクシーを捕まえるのに一万円札をひらひらさせ、日本経済の繁栄がいつまでも続くと信じてた無邪気で、軽薄で狂騒的な時代を懐かしむための、映画なのかな〜。