もやしもん 1・2巻

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(2) (イブニングKC)

もやしもん(2) (イブニングKC)

主人公の沢木直保は、どこにでもいる普通の農大の一年生。だが、彼には特殊な能力を持っていた。なんと彼には、菌が見える体質なのである。そんな主人公の農大ライフをコミカルに描いた作品です。
同じような傾向の作品として、『動物のお医者さん』があるのですが、動物のお医者さんだと、チョビやミケたち動物も喋ったりするユーモラスな所や、変人な教授がいたり、獣医学部という特殊な世界を分かりやすく解説してくれる所が面白い作品ですが。
もやしもんも、主人公が菌が見えるという特殊能力により、それこそ、乳酸菌から、インフルエンザウィルスやO-157まで菌と話す事ができます。また、この菌たちがガヤガヤいってるのが、キモかわいいんですよね。そして、テラフォーミング*1の思想を持った菌についてウンチクを語るちょっと(かなり?)変わった教授。菌による発酵(例えば日本酒やヨーグルトなど)の仕組みも上手く解説してあり面白いですね。
漫画にしては、文字が多い作品ですが、まったりと楽しめる漫画です。
うーん、この漫画読むと、めっちゃ日本酒が呑みたくなる。^_^

*1:惑星を改造し人類の住める星にするという考え