香港国際警察 NEW POLICE STORY

正直最近のハリウッドのジャッキー映画は、ほとんど惰性で観てたのですが。久々に香港映画に帰ってきたこの作品は、あぁやっぱ面白いじゃん〜と見直した作品でした。全体的にはシリアス路線で、コミカルな部分は、ほとんどないです。

強盗をゲームに見立てる金持ちのボンボンとかって、踊る大走査線にでてくるようなステレオタイプな敵役や。(それにシウホン役のニコラス・ツェーの着てるコートがどうしても青島刑事のコートに似てるなぁとも思いました。)なんでそこで銃の組み立て競争なの?とか。ストーリーやキャラクタに関しては、うーんと思う所もありましたが。

ジャッキー映画の王道の最初は自信家→やられてどん底→嘲笑にたえて奮起→そして最後の決闘という流れを再現してて楽しめました。この映画だとシウホンという若い巡査から奮起を促されるんですが、昔は、師匠だったり父親がその役目だったよなぁ、でもそうだよな、ジャッキーの年で父親から奮起を促されるというのもおかしいよなぁと、ちょっとさびしい気持ちにもなりました。でも、ジャッキーのアクションは相変わらず凄いの一言。

話の展開が私好みで満足、満足。楽しめた作品でした。