SPスペシャルアンコール特別編

いやぁ〜、放映日の朝にSP映画化というニュースが流れてたんで、そうだろうなとは思ったのだけど。
やっぱり、ただの総集編だった。それでも、視聴率21.5%というから立派というべきか。

これは、4月5日のSPスペシャルできちんと広げた伏線を回収できるのだろうか。(ところで、略すとSPSPになっちゃうよね。)

なんとなく、スペシャルは過去の総集編が中心で、新キャラちょっとだして、そんで映画化しますっていう流れになりそうな気がしますが。

昔書いた予想どおりというか、新キャラどころか、謎や詳しい背景も明らかにされず、謎の解決は全部映画でという感じでしたね。今まで連ドラで見た事なかった人には、良かったのかなと。
スペシャルの話の流れは、ラストエピソードの麻田首相暗殺未遂事件後、主人公の井上(岡田准一)は、公安から取り調べを受けていたという設定で、過去を振り返るというシチュエーションでした。過去の話の内容は、既に放送された内容を編集した物だと思われます。ひょっとしたらBGMとかカット割りとか細かいレベルは、変わってるかもしんない。
私の目から、新しい情報と思えたのはこんな所。

  • 笹本(真木よう子)はルービックキューブが得意
  • 面白くなってきたじゃないですかとニヤリと笑う公安の田中(野間口徹)、田中は美味しい役どころだよねぇ。
  • 之を導くに政を以ってし、之を斉えるに刑を以ってすれば、民は免れて恥じなしと暗誦する読書が趣味の井上と、その論語を理解するこれまた読書が趣味の田中
  • 尾形係長(堤真一)が取調べ後の井上から、話を聞いた後、「俺だ」と電話をかける。誰に?

ドラマの中身的には、どうでもよさそうな情報ですね。
せめて、フューチャーズ事件の大橋(ラーメンズ片桐仁)の結末が、どうなったのかとか、殺し屋のリバプールは何してんのかくらいは、描いてくれてもいいのになぁ。
いずれにしても、映画は必ず観に行くと思います。えぇ、もう映画のエンディングに「SP2につづく」とか出ても、驚きませんよ、僕は。