2007年10月投資成績

<2007年1月月初の投資総額を元に算出>

先月末比 年初比 指数
1月 +7.26% +7.26% 107.26
2月 -0.19% +7.05% 107.05
3月 -2.56% +4.31% 104.31
4月 -3.78% +0.36% 100.36
5月 +2.78% +3.15% 103.15
6月 -0.05% +3.10% 103.10
7月 -4.96% -2.02% 97.98
8月 -3.63% -5.57% 94.43
9月 -4.24% -9.57% 90.43
10月 +0.88% -8.78% 91.22

今月の成績は、【91.22】と、わずかにもどしましたが、まぁ先月とトントンといった所でしょうか。
10月は、新興市場が復活気味でしたので、大きく回復された方も多いでしょうが、オイラは変わりなく低迷してるかなぁという所です。
開示情報をみてると10月の前半は、下方修正の方が多かったようですけど、中盤から後半にかけては上方修正の方が多くなってきたかなぁという感想を持っています。企業でも二極化が始まってるのかもしれませんね。

シナリオファンドの組入比率上位二銘柄の状況はこのようになっております。

順位 コード 銘柄名 保有株数
1位 7855 カーディナル 8,000株
2位 9622 スペース 5,600株

ちょこちょこ動いてみました。上記2銘柄は、11月に中間決算と3Qの決算発表なので、ドキドキですね。1Q、2Qと上方修正をしているスペースは、まぁ良いとしても、カーディナルがどうかなぁと思っています。原油高で、原価はアップして苦しいだろうしなぁと。

【投資銘柄】
10月の優待銘柄のトップカルチャーは、権利前に手放しちゃいました。9月と違って10月は、戻りの調子良さそうな感じじゃなかったので。
その変わりにといっては、おかしいですが、2762 三光マーケティングフーズを買いました。
ここは、ドミナント戦略や、個室居酒屋といった三光の特徴も陳腐化してるし、売上高成長率も年々低くなってるし、なりより株主総会の半月後くらいに公募増資を発表するという姿勢を好ましく考えてないですが。定量的な数値や優待を考えると買っても良いかなと思いました。
その他、持ち株の状況としては。
6927 フェニックス電機が中間決算上方修正。珍しい(笑)いつも下方修正かと思っていたら。主要因としては、為替のおかげのようなんで、今後も頑張って欲しいですね。
9963 江守商事が中間決算上方修正。業績が好調だったようで。電子関係は好調なのかなぁって思いました。
7559 ジーエフシーが連結決算の下方修正。高単価な飲食業態の低迷、小分け出荷の有料化施策の影響により売上高が減るというのは、気になる所ですね〜。やはり、ガソリン高騰によるデリバリー費用をどこが受け持つかというのは、重要な問題でしょうね。といっても、ここはPBRの低さにひかれて買っているので、このまま保有かなぁ。年末のおせち商戦頑張ってもらいたいですね。
9428 クロップスが中間決算上方修正。とはいっても、売上高はマイナス。利益も店舗のリニューアル・リプレイスが下期にずれた事が原因のよう。だから、通期的な影響はないのかなぁと。ここはauが料金プランを変更したから、その対応や売れ行き等不透明な所があるから不安は不安なんですけどね。まぁ、投資額少ないしという感じです。

さて、11月の相場としては、サブプライム問題はくすぶり続けるでしょうが、後はなんといっても原油高と資源高に焦点が集まってくるのではないかと思います。
原油なんて、1バレル90ドルを突破して、100ドルを目指そうかという勢いですからね。3,4年前なんて、50〜60ドルで原油高だなぁなんていってたのに。勿論この背景としては、トルコとイラクのPKKに対する緊張関係や、アメリカのイランに対する核兵器開発疑惑ではとうとう第三次世界大戦という言葉まで出てくる状況といった、中東の緊張があると思います。しかも、有事のドル*1サブプライム問題で、金利を下げていかざるを得ない状況では、ドル買いに走る人も少なく、結果原油穀物レアメタルといった資源に向かうのでしょう。その背景には、新興国の興隆もあるのでしょう。
翻って、国内に目を向けると増税の雰囲気がじわじわと感じられるようになってきたのではないでしょうか。消費者の需要の動向も気になりますね。
もしかしたら、原油高、資源高の状況なので、それらと関係ない金融・情報通信関係が買われる展開になるかもしれないですね、よくわからんけど。
オイラは引き続き弱気に優待銘柄をポツポツ買っていこうかと思ってます、ハイ。

*1:近年この法則は崩れている状況ですけどね。