今年のボジョレーヌーボーの感想

なんか、ボジョレーヌーボーの感想を書くのを期待されるという電波を人知れず受けたので、16日の解禁日にコンビニのサンクスでドメーヌ ド ロシュボンヌ ボジョレー・ヌーヴォーを買いました。えっと、2700円くらいです。

う、飲む前に写真撮るの忘れたんで、後の空瓶で申し訳ないっす。
本当は、色々なチーズの盛り合わせと合わせて飲もうと思ってたのですが、仕事が終わるのが遅くて、店はどこも閉店で、しょうがないのでプロセスチーズと一緒に飲みました。

そもそも、このボジョレーヌーボーは、ボジョレー地方で生産されるワインの事で、その年の収穫を祝うためのお祝いのお酒なんですね。その年で取れたブドウを数ヶ月で仕込むなど普通のワインと製造方法も違ったりします。
日本でいうなら、たこ焼きと明石焼のような違いがあるという感じでしょうか。(余計分かり難い例えですか?)
で、値段は、大体2,000円から3,000円くらいなんですけど。感覚的には、ちょっと割高かなと。この味と香りなら、2,000円未満でも美味しいワインは、あると思います。まぁ、お祝いですから、日本でも初鰹が希少性で珍重されて高かったり、縁日の屋台の焼きそばは、味の割に高いけど、雰囲気で許せちゃいますよね。そういうものだと思った方が良いかと。
味的には、基本的に、どれを選んでも大体似た傾向の味がして違いが少ないので、オイラは適当に選びますね。赤ワインに比べて、渋みが少なく、味わいはフレッシュさを感じて、香りは薄めというのが、オイラのボジョレーヌーボーの印象です。それに加えて、よくフルーティという表現がとられる事が多いのですが、オイラはそんなにフルーティさを感じないけどなぁと思ってます。(これはオイラの舌が馬鹿なのかもしれませんが)ボジョレーヌーボーは、赤ワインのあのタンニンの渋みが嫌なのという人には、向いているかと思います。
一つ格上に、ボジョレー・ウ゛ィラージュ・ヌーボーというのもありますが、こちらはあまり飲んだ事がないので、感想はなんともいえません。美味しいのかなぁ?

さて、長い前置きでしたが、今年のボジョレーヌーボーの味わいですが、うーん去年よりまろやかな気がする.....多分。
いや、うだうだウンチク述べてますが、オイラも去年と今年のボジョレーを飲み比べる「ききヌーボー」をしたら、絶対間違える自信ありますから。そんなに去年のイメージが鮮明に残ってる訳でもないですし、鋭敏な味覚や嗅覚がある訳でないし。

あ、あと、良く宣伝文句にある例年以上の出来というのは、決まり文句ですから。ほら、漫画の新連載で、連載から2回目くらいで扉絵に、「早くも大人気!!!」とかって書かれるのと一緒の事です。(そしてこれも分かり難い例えだな)

ヌーヴォーは業者の販売戦略であろうと推測されるが「今年のボジョレーの出来は気候に恵まれ例年以上の出来という事です」と必ず毎年触れ込む。