画像検索エンジンという新しい概念

これが実際どういうことを意味するかというと、たとえばウェブでなにか画像を見たとする。たとえば左の写真で、パリス・ヒルトンの着けている腕時計の画像をイメージ検索に入力したとする。するとLike.com はそれによく似た時計のイメージを検索結果として返してくる。

http://www.like.com/
新しい概念の検索エンジンだなというニュース。もともと、このlike.comを運営しているRiyaという会社は、写真から人間の顔を自動認識して、似ている人や同じ人を検索してくれるというサービスを提供している会社でした。確かにこの画像認識と検索技術は凄いなと思っていたけど、実際どうやって売上を上げるんだろうと不思議に思っていた会社でした。

ですが、その画像検索を応用させて、ショッピングに適用しようというのは、ナイスアイデアですね。
トップページに海外のセレブ、バリス・ヒルトンやトム・クルーズジュリア・ロバーツビクトリア・ベッカム等の有名人の写真があって、その中にLikeness Searchと商品を囲ってある部分をクリックすると、その商品(もしくは、似ている商品)を検索して、表示してくれるようです。
その後は、カラー選択をすると、似ている商品の色違いのものを表示してくれたりします。

まぁ、まだ試作版のようなので、全然形が違うものを結果表示する事もあるみたいですが。これが、どんどん誤差が少なくなっていくと面白い検索エンジンになる気がします。憧れの有名人が、持っている品と同じような物を買いたいという欲求は、結構ありそうですから。(エビちゃんみたいになりたいとか)

最終的に、かなり精密に判断できるようになって、携帯で撮った写真を送ったら、パチもんの認定をされる、服の総代金が分かるという状況になったら、それはちょっと怖いなと思いますがね。