銀座に似合う食事と言えば?

なんとなく、寿司か天ぷらって気がする。認識、間違ってる?しかも、セレブなマダムや、Yシャツにベストを着たおえらい方が食べてそうな感じ。
そうだ、オイラも銀座に来たからには、ちとゴージャスにいこうじゃないか、そう、旅の醍醐味は非日常空間に浸る事なのである。吉野家の牛丼やマックのハンバーガも悪い訳ではないけれども、日常生活感あふれすぎてるじゃないか。


という事で、プラプラと歩いて目にとまった店がこちら、天一。うん、なんか聞いた事あるような、ないような〜。店構え良さげだしと、店の扉を開きました。

さて、店内に入るといきなり店員の方に、「荷物とコートをお預かりいたします。」と機先を制されます。えっ、そんな事までしてくれるんですかと、もう既に言いなりのシナリオ。その後、席に案内されるや、「お昼は天丼か、天ぷらコースになりますが、どちらになさいますか?」と聞かれます。うん、メニューもらってないですが、この店に来る人は常連ばかりなんですか?金額も分からないぞ。
そうそして、オイラは計画なしで浪費家であるに加えて、実を言うと、見栄っ張りで小心者なんですな。どうだ、まいったか、えっへん! ( ̄^ ̄)
だから、こんな、うちの店の事は知ってらっしゃいますよねみたいな態度でこられたら、もう、えぇその2つしかない事は当然知ってますよという顔をして、「あぁ、そうね、じゃっ、天丼で」というしかないのである。

そして運ばれてきた天丼の中身は、海老2尾、しいたけ、アスパラ、キス、かき揚げでした。それにシジミの味噌汁、こちらは赤味噌でした。で、この天丼がですね。またマイウーなんですよ。天丼の衣って大きく分けて、サクサク派としっとり派がありますが。こちらの天丼はしっとり派で飯とうまく絡む感じでした。ツユは濃い目の辛口なんだけど表面だけ浸してあるのかしつこい味ではないです。量も適切で少なからず、丼の底にたまる程でなく良い感じ。香りも、柚子の皮が上に乗っているので、油のしつこさを感じなかったですね。シジミの赤だしも、シジミの身はプリプリでした。(ところで、前テレビでシジミの味噌汁で、シジミの身を食べるのは、東海地方の人だけってやってたけど、本当なのかなぁ?)非常に美味しかったです。

で、ドキドキのお会計。お店の女の子は、「それでは4,200円になります」とレシートを差し出してきました。えっと、オイラが差し出した5,000円札が震えていたのは、きっとあの日が寒かったからに違いないです、えぇ、きっとそうですとも。

お店の情報はこちら↓
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0104/M0013002256.html