サイバーエージェントグループのサイトが村八分

3月29日時点で、検索結果から削除されているのはメールマガジンサービスの「melma!」や価格比較サイトの「ECナビ」、ショッピングサイトの「GiRLSGATE.com」など(次ページに他のサービスの状況を一覧でまとめた)。サイト名だけでなく、URLを入力した場合でも検索結果に表示されない。また、各サイトのPageRankも0になっている。なお、Yahoo! JAPAN検索やMSN Japanサーチでは、いずれのサイトも検索結果に表示される。

あぁ、確かにGoogleで検索するとサイトが出てこないようになっている。
Googleは日本だとYahoo検索の方がシェアが高いとはいえ、使用者は多いでしょうから、検索結果に出てこないというのは問題になるんじゃないかなぁ。

今回問題となったサイトは、それぞれ小さなボックスをサイト下に用意し、相互に多くのリンクをはっていた。これが「リンクファーム」と呼ばれる検索スパム行為と判断されたようだ。リンクファームとは、検索結果の上位にサイトを表示させるために、意図的にはられたリンクのことだ。

今回スパム扱いされたのは、ユーザーの見えにくい位置にリンクが隠してあったというのが原因かな。それが、リンクファームとみなされたという事のようですね。
リンクファームを軽く説明する前に、検索サイトについて説明すると。
Googleに限らず、検索サイトで上位にでる仕組みとしては、簡単に言うと、たくさんリンクがされているサイトは、優秀なサイトという事で、検索結果の上位にでやすいのです。(まぁ、他にも色々な条件はありますが。)

一応検索サイトの仕組みが上記のようになっている事から、例えば100人で互いにリンクし合わないかと組織的に決めた場合、全員のサイトは少なくとも99人からリンクされて、地道に相互サイトをしている人よりかなりアドバンテージが稼げる訳です。そうすると質の悪いサイトでも上位に出てくる可能性があります。でも、それは検索サイトとしては都合が悪い(検索した結果、内容の全然ないサイトばかりだったら、その検索サイトを使わなくなりますよね)ので、そういう組織的に相互リンクしていることをリンクファームと呼び、禁止してる訳なんです。

でも、アメーバブログが削除対象から、外れてて良かったですね。もし、村八分になってたら、ブログユーザーから非難轟々でしたでしょうから。