蒼天航路の最終回『Beyond the Heavens』

雑誌モーニングで、連載していた蒼天航路がついに終わっちゃいました。(T_T)

蒼天航路（34） (モーニング　KC)

足かけ１１年の連載との事、改めて見ると長いなぁと思いますが、あっという間でした。曹操を主人公とするという所からして、破天荒だったのですが。（普通の三国志だと、劉備が主人公ですからね。）独特の画風、正史とも演義とも言えない大胆な歴史解釈によるストーリー、卞玲瓏といった脇役（最終回にも描かれてました）もきちんと描かれる所といい、楽しみに読んでた漫画でした。
連載当初は、曹操の少年時代から始めるなど、連載当初は本当に最終回を迎えれるのか、途中で打ち切りになるのでは？なんて思ってましたが、とうとう最終回ですか。

最終回の感想としては、曹操らしい、さっぱりとした終わり方で良かったです。だけど、蜀の人間が涙していた劉玄徳の一コマはなんだったんだろう？夷陵の戦いの前の光景なのかな？
譙の長老の『関羽は神になり、劉備は物語となる　しかし孟徳よおぬしは乱世の奸雄のままだが　人の世は曹孟徳を残す』の言葉が象徴的でした。

あぁ〜、モーニングは楽しみにしてたバーバーハーバーも数ヶ月前に最終回だったしなぁとテンション下がりましたが。こちらの漫画は、Googleで検索したらネットで無料配信してるのを初めて知ってちょっとテンション上がりました。現金です、ハイ。A^_^;