読書史(幼少期〜中学生)
最近、あんまり本を読んでいないなぁ〜と気づくんですが、自分の読書の歴史がどんなもんかを振り返ってみようかなと。
幼少期というか小学生低学年
- 作者: 那須正幹,前川かずお,前川澄枝
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1978/02/01
- メディア: 単行本
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よく覚えてるのは、このシリーズかな。冒険あり探偵物の要素ありと、なんとなく、現在までの嗜好を反映してる気が。3つ子の魂百までという気もしますね。
小学生高学年
この頃は、もっぱら本よりも漫画。特に私の世代だと、ジャンプが大流行りで、キン肉マンや北斗の拳、キャプテン翼に聖闘士星矢を知っていないと男の子の間では、会話が成り立たない時代でした。
そんな中で、ふと図書館で手にとったハードカバーの本が、シャーロックホームズシリーズとアールセーヌ・ルパンシリーズでした。
- 作者: コナンドイル,Arthur Conan Doyle,延原謙
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1953/04/02
- メディア: 文庫
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- 作者: モーリスルブラン,南洋一郎,藤田新策
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 単行本
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それでも、特にシャーロックホームズシリーズには嵌りましたね。図書館にあった十数冊の本は全部読んだ覚えがあります。この辺りから、自然とミステリー小説に興味がわいてきてます。
それにしても、この時はなぜか、ホームズとルパンを書いてる作者は同じだと勘違いしてて(実際は、コナン・ドイルとモーリス・ルブランなのですけども)、モーリス・ルブランの書いたルパン対ホームズがあまりに面白くなかったために、これ以降読もうとしなかったですね。
中学生
中学生くらいからでしょうか、小説を多く読み出すようになったのは。
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/08/27
- メディア: 文庫
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疑わしきは罰せよ―赤かぶ検事短篇シリーズ〈1〉 (嶋中文庫)
- 作者: 和久峻三
- 出版社/メーカー: 嶋中書店
- 発売日: 2005/08/01
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毎回、法律のちょっとした知識をつけれるので、役に立つのかどうかはともかくとして、小説が面白いだけでなく、知識も頭にはいるという所が気に入ってました。未必の故意とかの法律用語を覚えましたね。
赤かぶ検事が、岐阜の高山から、山口の萩、京都に転勤していく所までの、十数冊までは追っていったのですが、今でも日本を転勤しているのでしょうか。
- 作者: 赤川次郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: 単行本
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軽妙な会話によるユーモア、夫が泥棒で妻が刑事といったような奇抜な設定、キャラクターの魅力、爽やかな読後感、そして当時、活字に餓えていた私にとって、頻繁に新作が刊行されるというのは大きなアドバンテージでした。そうですね、赤川次郎作品だけでも、100冊くらいは読んでるんじゃないかな。
ユーモアミステリーの第一人者として、後になるとあまりトリックが重要視されなくなりますが、この三毛猫ホームズシリーズの第一作目は結構大掛かりなトリックが使われてて、驚きました。
赤川作品のシリーズでは、この三毛猫ホームズシリーズ以外では、ぼんやりな長女、しっかり者の次女、ちゃっかり者の三女の三姉妹探偵団シリーズや、強引で他人の迷惑を省みない無茶な行動をとるけど、偶然事件が解決していく大貫警部が主人公の四文字熟語シリーズや、殺し屋と弁護士と詐欺師と警察官と大泥棒の家族の早川一家シリーズ、吸血鬼とのハーフの神代エリカが怪事件を解決していく吸血鬼シリーズ、登場人物が読者と共に年を取っていく年に一回本が出る杉原爽香シリーズなどが好きでしたね。
- 作者: 水野良,出渕裕,安田均
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1988/04
- メディア: 文庫
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友達から借りた本だったかな。主人公は騎士を目指す少年、剣と魔法と英雄のお話。だけども、漫画によくあるような凄い特殊能力を持ってる訳ではなく、読んでる人間がなる程そう行動するのかと納得できた地に足の着いた現実感のあるヒロイックファンタジー小説でした。そして、またキャラクター達の考え方が単純な善悪二元論でない点も面白かったですね。
これは、全7巻揃えて、読みました。
と、なんか異様に長くなりすぎてきたんで、次回へ続くです。