3周遅れぐらいのスタートですが

2007年秋季ドラマで、興味のあるドラマの第一話をようやく見終わりました。以下に感想をば、順番は期待度の高い順ということで。

SP(エスピー)

主演で岡田准一さん、共演に堤真一さん、脚本に金城一紀さんと映画「フライ、ダディ、フライ」のトリオが送る要人警護のSPに焦点を当てたドラマ。
なんか雰囲気が湾岸警察署に似てるなぁと思っていたら、監督は踊る大捜査線シリーズの本広克行さんでした。
主役が一瞬で周りの状況を記憶できる能力を持っているという点は、まぁドラマっぽいのだけど。話のテンポのよさ、SPについてのちょっとしたトリビア的知識、主演の岡田准一さんのアクション、特殊能力を持つきっかけとなったテロと総理大臣の関係の主役の背景にあるミステリアスさが興味深かったですね。
オイラが注目してた女優さんの真木よう子さんも出演してますしね。終盤までこのテンションでいけるか、伏線はちゃんと回収されるか、先が分からないだけに、今回の一番の期待(もしくは不安)の番組かなと。

ガリレオ

久しぶりに月9のドラマを見るな。面白かったです、安定的に見れそうな一本。ゲストがまた豪華ですしね、気合い入ってるなぁ。あと、渡辺いっけいさんは、本当にTVドラマにおける売れっ子だなと、いつもどこかのTVドラマに脇役ですけど出演されてますよね。

それと話が全然違うのだけど。大学の理系の教授で、名探偵といったら、森博嗣さんの『S&Mシリーズ』(犀川創平&西之園萌絵)の犀川助教授を思い浮かべた。「笑わない数学者」という本なんかドラマ向きのビジュアルなミステリーなんで、ドラマや映画化しても良いような気がするんだけどなぁ。えっと、ミステリー小説好きな人向けの話でした。

モップガール

最初は見ようと思ってなかったのだけど、第3話をたまたま見たら、面白そうだったので。
葬儀会社の特殊清掃課に配属された天然ボケな桃子は、遺品に触れると時を遡ってしまう特殊能力を身に付ける。
それ、トゥルー・コーリングじゃんとは、思った。
内容はミステリーなんだけど、ギャグ風味。TRICKとか時効警察の流れのような感じ。気軽に見れて面白いとは、思うけど、気合い入れて見るぞという程ではないかな。

働きマン

原作の漫画も持ってます。カメラ目線で独白とか、漫画的表現を上手くドラマに取り入れてるなぁという感じだし、配役も大体雰囲気あってるし、そつなくまとまってるなぁと感じた。ただ、原作で感じたリアル感っていうのは、こう地道な作業によるヨレヨレ感だったり、人間関係や仕事のシチュエーションに対する荒んだ部分だったのだけれど。ドラマではその部分がリアルというより虚構という感じで、全体的にキレイキレイになってて、主人公もできる女風といった所が、ちょっと物足りなかったかな。

医龍

ここからは、1話を見て終了かなと思ったドラマ。
オイラは、原作原理主義者ではない方だと思ってるのだけど、医龍2のオリジナルな展開は馴染めなかった。
野口教授を金の亡者として悪として、主人公の朝田は患者を考えるいい人だから善みたいな単純な二元論だし。天才的な腕前でなんでも解決という、ただのスーパードクター物じゃないですか。いや、この展開が熱いんだよという人もいるとは思うけど、オイラはダメでした。

ジョシデカ!-女子刑事-

主役の仲間由紀恵さんと脚本家の秦建日子に期待して見てみたんですが、30分程で断念しました。コミカルな部分がね笑えなかったので、それはキツイなぁとあきらめました。


なので、今回は4番組を見る事になるかな。すでにHDDレコーダーに、だいぶ溜まってるんですけどね。